メモちっく
母親の母親、つまり母方の祖母は、
戦前、看護婦をしてたらしい。
当時は、なんと人力車に乗って往診をしてたのだという。
しかもその人力車は一人乗りで、仕方なく医者の股の上に乗って走ったらしい。
祖母はそれが嫌で嫌で仕方なかったけれど我慢していたらしい。
人力車で何処までも。
今ではとても考えられない。
父方の祖父は、
戦時中、歩兵第135連隊という部隊に所属していた。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~gwife/butai/135.htm
この部隊は名古屋で結成された部隊なのだけれど、
なぜか東京からも何人か招集されてその中に祖父も含まれていたのだ。
サイパンでアメリカと対戦、そして敗退、全滅した。
しかし何千人と亡くなった中、数百名の人は生き残って日本へ帰ってきたらしい。
祖父は亡くなった中に含まれてるのだけれど、実際に骨が帰ってきた訳でもないし、誰かが亡くなる瞬間を見た訳でもないから、
実際のところ、生きて日本へ帰ってきた、もしくは今も何処かで生きている、
そういった可能性が0%という訳ではないのだ。
そう考えると何とも言えない気持ちになる。
時代は変わっているとは言え、
今を生きる僕たちはかなりの贅沢者なのかもしれないなぁ。。
そして過去を知ることは大切なことなのかもしれない、と思う今日この頃でした。